Onward-Starbucks Coffee

  スターバックスはみなが好きなカフェではないのかな!?

極端にいえば老若男女問わず、一度は行ったことがあるのではないかな。

ある時、最近とみにどこにでもあると思い、スターバックスについて詳しくしりたくなった。

と、たまたま、ガイアの夜明けスターバックスの繁栄(20124月放送)について放送されることがわかった。去年、私はみてCEO(Company Executive Officer) ハワード・シュルッツ氏自身がどんな人が知らなかったのでよりいっそう衝撃的だった。

ハワード・シュルッツ氏は幼少の時から貧しい家庭で過ごしていた。父親はブルーカラ-で職を転々として、トラックの運転手として働いている時に事故をしてから働けなくなり、解雇された。ブルーカラ-は保険にはいれなかったため医療費を払える状態でなかった。そして、父親が肺がんで逝去した時ハワード氏は大変、悔しかった。

ブルーカラ-というだけで医療費も払えず、保険にも入れなかった。

 

ハワード氏の生い立ちがスターバックスの全雇用社員(アルバイト、契約社員含む)に保険に入れる制度の実現に努めていった。

 

ハワード・シュルッツがシアトル(第1号店)にCEOとして戻ったときのコメント

We made it clear that no one employed by Starbucks would lose their healthcoverage or stock in the company. For me, that would never be an option. As for the security of their jobs, that was a decision I could not yet predict, a promise I could not make.

 

私たち(Wanda Herndo (担当上級副社長)ハワード・シュルッツ)はスターバックスのパートナーが医療保険や自社の株をなくすことは誰ひとりいないことを明確にした。

私にとって、医療保険や自社の株はけっして、選択肢の一つではない。パートナーの仕事の安心に関して、まだ予測できていない決断、築き上げていない約束だった。

 

*ハワード・シュルッツは社員のことをパートナーと呼んでいる。

 

p.51 2phrase 3lineHoward Schultz Onward

 

2001年、社内皆健康保険制度を実施し、全従業員の自社株取得制度を導入した。

日本でも2001年北米以外で初めてストック・オプション制度が始まった。フルタイム、パートタイムの従業員みなを対象にした。

 

ストック・オプション制度

自社株を購入することができる権利

 

なんらかの形で保証されていることは働いていく上で安堵する。

私は、ガイアの夜明けで社員みな、スタバークッスが好きで居心地よく働いていると思った。

前置きがながくなったけど、私がHoward Schultz Onward(以下省略 Onward)を読むきっかけとなったのはスターバックスの繁栄についてもっと知りたくなったからだ。

 

Onwardから格言と言えるセリフを紹介する。

その前に少し前置きを。

2008年、スターバックス独自のエスプレッソの品質が落ち、かつM(某ファーストフード店)がエスプレッソベースのコーヒーの販売をはじめ、業績のさらなる悪影響を懸念したため、7100店舗の閉鎖を余儀なくされた。しかし、この裏の背景にはハワード・シュルッツの決断、スタバークッスの土台、真のエスプレッソを顧客に提供するために従業員の訓練を強化することだった。

その時のハワード・シュルッツの決断

Eager to get started. I’d had so much time before January to get my head around what needed to happen upon my return that I wasn’t nervous, but instead antsy to act.

Like a player who’d finally come off the bench, I was hungry to win, confident that we would, and grateful to no longer be so alone in that conviction.

 

 

熱心に始めたい。わたしは1月前、自分が戻ってきたことでなにが起こるのかと困難に打ち勝つための考える時間がたくさんあったから不安はなかった。しかし、その代わりに行動にそわそわしていた。

とうとう途中退場する選手のように、私は勝つのに貪欲であった、自信があった。私たちも同じことを思っていた。私は一人ぼっちではないことに確信して感謝に満ちている。

 

p.68 1phrase 3lineHoward Schultz Onward

 

I was hungry to winの“hungry

スティーブ・ジョブススタンフォード大学卒業生のスピーチでも言っていましたね。

My third story is about death.

Stewart and his team put out several issues of The Whole Earth Catalog, and then when it had run its course, they put out a final issue. It was the mid-1970s, and I was your age. On the back cover of their final issue was a photograph of an early morning country road, the kind you might find yourself hitchhiking on if you were so adventurous. Beneath it were the words: "Stay Hungry. Stay Foolish." It was their farewell message as they signed off. Stay Hungry. Stay Foolish. And I have always wished that for myself. And now, as you graduate to begin anew, I wish that for you.

 Stay Hungry. Stay Foolish.

ここでは日本語訳を省略する。

 

スティーブ・ジョブスが卒業生に向けた最後の一言。

Stay Hungry. Stay Foolish.

貪欲であれ。愚直であれ。

 

ハワード・シュルッツ、スティーブ・ジョブス2人の成功者は、家庭環境も似ている。(スティーブ・ジョブスは両親が大学にいかせるほどの余裕がなく、養子縁組をして大学に通うが、学生時代に大学に行く意味がわからなくなり、かつ授業料も高いためドロップアウトする。2人共、生きていくことに苦労していた。)

 

ハワード・シュルッツ、スティーブ・ジョブス

成功するには失敗を恐れず、飽くことなく挑戦をしていた。

 

Tidbit

Espresso Beverage

スターバックスのエスプレッソ・ビヴァレッジはベースとなるエスプレッソに甘みを持つミルクを入れている。ミルクの甘みはミルクを泡立てるタイミング(注文してからすぐ泡立てる)にある。注文するまえに泡立てると甘味を失う。日本でもよく目にする光景は

ミルクがKeyだったからですね。

アメリカのスターバックスのエスプレッソ・ビヴァレッジのHPを見るとエスプレッソをベースにしたドリンクが日本より多い。

http://www.starbucks.com/menu/catalog/product?drink=espresso#view_control=product

ちなみに

カフェラテ

エスプレッソにミルクを入れたもの(イタリアの飲み物)

カフェオレ

普通のコーヒーにミルクを入れたもの(フランスの飲み物)

 

最後にスターバックスの名前はハーマン・メルヴィルの『白鯨』に登場する一等航海士スターバックからきている。

f:id:yuca15:20130114163944j:plain