Latin♘【Quantity】
最近、ラテン語に興味がふつふつと湧いてきています。なぜかというと、英語のもととなっているのはほとんど、ラテン語が多いからです。もちろん、他にもフランス語、ギリシア語といった借用語があります。
単語を覚えるのに、語源を覚えてしまえば、ボキャブラリーが増えるのです。
今日は、量を表す表現を説明します。
ex. multisense「多義の」 multivalence「意義の多面性」
polyandry 「一夫多妻」polyangular 「多角の」
ex. semifinal (準決勝)semiautomatic (半自動の)
hemisphere(半球体)
ex. equity 「公平」 equilibrium「平衡」
parity 「同等」 disparity 「不一致」
ex. omnibus bill 「一括法案」omnivore 「雑食動物」
panacea 「万能薬」 pandemic「全国的流行の」
multi- と言うと、日本語では「マルチな人間」「マルチな機能」とマルチだけで形容詞的な役割をしているね。「マルチな人間」は日本語の意味からすると、「多才な人」、「マルチな機能」は「多くの機能」といった意味である。実は「マルチ商法」のマルチもこの multiなのです!(多くの商法という意味ではないです。)
マルチ商法は英語で言うと、 multilevel marketing plan で、multilevel は多くの階層から成るという意味です。 multilevel~から multiのみが残ったのです。マルチ商法とは、販売会社に加盟している独立の販売員が新しい販売員を見つけて増やし、商品を販売するという意味です。英語の abbreviationて意外な所におもしろいことがたくさんあるのです。